曹操「げぇっ 関羽」

 


(横山光輝 『三国志13 赤壁の戦い』(文庫版)、潮出版社、1998年、304頁より)
いがんでいるのは大人の事情。

 

もう定番化してしまった感もある「げぇっ、関羽」。

今度もまた吉川三国志の方を調べてみました。

 

 そのまっ先に進んでくるのはまぎれもなし、青龍の偃月刀をひっさげ、駿足赤兎馬にふみ跨って来る美髯将軍――関羽であった。

 「最期だっ!もういかん!」

 一言、絶句すると、曹操はもう観念してしまったように、茫然戦意も失っていた。

(吉川英治 『三国志(五)』 講談社、1975年、271頁より)

 

このように随分台詞が違います。

曹操が調子に乗って孔明や周瑜をあざ笑うたびに決まって襲撃されて、
あわてて逃げるというマヌケな展開は同じなんですけど、
張飛に襲われた時も、吉川三国志では

「わわわ」

みたいな変な声はあげていません。

 

これはもう完全に横山氏のオリジナルですね。

 

ところで、このあと関羽を説得するように助言するのは
横山三国志だと李典ですが、
吉川三国志だと程cになっています。

なぜでしょう。

あ、横山三国志だと程cと劉備の顔の区別がつかないかr(ry
うわなにをするやめrあうぇsdrftygふじこ

 

 

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